ハンドピックって?その1
こんにちは!さとごころの焙煎士、ヘタです。
今日は生豆が届いたらなにしてるの?
ニコニコ眺めてるの?(あってるけど違いますよ)
ハンドピックってなに?
という記事です。
自動選別機というものが世の中には存在しています。
これは中々高価なこともあり優秀なのですが、完全ではありません。
最近は農園で収穫してから豆を出荷するまでの工程で新しい機械を
導入したファクトリーも増えていまして、手元に届いた時点で
かなり綺麗な豆も増えてきました。
これは焙煎士にとってはかなりありがたいです。
なぜなら昔ながらの豆(モカなど)は、ハンドピックに3日間くらい
掛かりますから。10kgの豆を延々とピンセットでツムツム・・・・・・
なんてことをしてるわけです。
ただし、機械で選別されていても完全ではありませんので、ピンセットで
ツムツムはします。
なぜするのか?
その1:カビ豆を取りきれ!
です。
専用の焙煎機は250℃以上の高温で10分以上焙煎しますので、
健康に問題のある状態にはならないのですが、一番味に影響が出るのが
このカビ豆です。
ためしにカビ豆(割れたり欠けている豆だけ)を集めて焙煎してみると
まずっ!ってなります(笑
割れたり、欠けたりしている豆のほとんどは、麻袋に入れられて船で
どんぶらこっことやってきた時にはカビてしまうんですね。
なのでこのカビてしまった豆は特に真剣に取り除かないといけません。
てことでその2へ続きます。