コーヒーを軟水と硬水で淹れてみたら味に違いはでるのか?検証してみたよ
軟水と硬水の違いとは?
お水に含まれるカルシウム量とマグネシウム量により、硬度が決まるとのこと。
硬度=(カルシウム量mg/lx2.5)+(マグネシウム量mg/lx4)
だそうで。
日本で採水されるミネラルウオーターはほとんどが軟水で、海外のミネラルウオーターに硬水が多いのは、主に水が土の中に染み込んでいる時間の長さが主な理由だそうですね。
イギリスで紅茶が普及して、フランスでコーヒーが普及した訳
フランスなどの地方では、主に硬水が採水されるため、紅茶が普及しなかったというお話をどこかで聞きました。(硬水では紅茶美味しく淹れられない)
では硬水でコーヒーを淹れてみたら味に違いはあるのか?を飲み比べてみました。
※ このレポートはあくまで筆者の主観です。
思ったより味に違いが出る結果になったよ
同じ焙煎の豆(ケニア)を同時に沸かした軟水の南アルプス天然水とエビアンで淹れてみて、テイスティングしてみました。
・香り
香りは、軟水の方が柔らかいです。がフルーティな甘い香りはちゃんとします。
硬水の方は香りが強く出る感じですが、何か尖っている印象。
・味
軟水の方は甘さがしっかり感じられるのですが、苦味、酸味は硬水の方が強く出ている印象。
総合的に感じるのは軟水の方がバランスの取れた味で、硬水の方が尖ってしまっている印象でした。
硬水で淹れると美味しくないのか?と言われれば好みの差かもしれませんが、
慣れているせいか軟水の方が美味しく感じました。
※ ちなみに日本の水道水は軟水です。
お茶も紅茶もコーヒーも楽しめるなんて幸せだなぁと思う今日この頃。
ここで珈琲豆売ってま〜す。